いつも来てくださり、ありがとうございます。
今日の記事は無駄に長いかもしれません。
セールで購入した古着のスカートのウエストを直しました。
その過程を淡々と、特にコツなどがあるわけでもなく
写真で追ってみた、という内容です。
① アメリカの古い古いスカート。状態が良く素敵なのに、
ウエスト60cmのせいか、店頭で残ってセールになっておりました。
ジャンクフードがまだない時代の女性は細かった・・・からなのかはわからないですが
とにかく古着のスカートはウエストが細いものが多いですね。
ベルトを付け替えて総ゴムにすれば私でも穿けそうだと、購入。
② とりあえずベルトを外します。古着独特の懐かしい匂い。
学生の頃はよく古着を着ていました。ウエストには細かくタックが取られています。
そういう仕様もこの時代らしいく、そうそう、と思いながら。
③ 左脇のファスナーも取り外して、脇を縫い直します。
ファスナーの金属部分には、わずかに錆がありました。
④ ベルトを取り外す時には気づかなかったのですが、右脇にヒップの丸みを出す
ダーツが入っていました。
⑤ 左脇の、ファスナーがついていたところもカーブの処理が。
⑥ ウエストの縫い代端をきれいに切り揃えます。
ウエストの寸法を測り、作りたいウエストサイズにするために、
どのくらいタックを取って縮めるか計算します。
タック位置に印を入れておきます。
⑦ 自分の布から、ベルトを裁断します。ちょうど昨日の生地でモデルが着用している
ギンガムチェックの生地の残りがあったので、これを使いました。
直線で長い距離を直に裁断する時は、先染のチェック柄がとても便利です。
⑧ 印通りにタックを取っていきます。
⑨ ベルトを作って、本体のウエスト部分に縫いつけて、ゴムを通せば完成です。
朝、思いがけずできた1時間の時間で仕上げ、そのまま着て出かけました。
遠い昔に作られたものを、それもきっちり作ってあるものを、総ゴムなんぞに作り替えるのは
何というか少しばかり・・・すみません、という気持ちになったりもしたのですが、
とても気に入ったものになりました。大切に着ようと思います。
ルシェルシュさんが企画された生地。40スムース。
こんな繊細なラインのプリントを見たのは、初めてかもしれない。
それに2色ともほんといい色なのです。ネイビーは、静かな、音のない夜空のような色。
グレーは、しんとした、冬の空のような。
生地を見て「音がない」と感じるのも不思議ですが、そんな感じ、確かにします。
何を縫おうかな。
今日の空。優しい感じがします。
役に立った時、クリックご協力お願いします ♪