かんたんお直し
いつも来てくださり、ありがとうございます。
今日の記事は無駄に長いかもしれません。
セールで購入した古着のスカートのウエストを直しました。
その過程を淡々と、特にコツなどがあるわけでもなく
写真で追ってみた、という内容です。

かんたんお直し_d0012237_2246318.jpg

① アメリカの古い古いスカート。状態が良く素敵なのに、
   ウエスト60cmのせいか、店頭で残ってセールになっておりました。
   ジャンクフードがまだない時代の女性は細かった・・・からなのかはわからないですが
   とにかく古着のスカートはウエストが細いものが多いですね。
   ベルトを付け替えて総ゴムにすれば私でも穿けそうだと、購入。

かんたんお直し_d0012237_22462078.jpg

② とりあえずベルトを外します。古着独特の懐かしい匂い。
   学生の頃はよく古着を着ていました。ウエストには細かくタックが取られています。
   そういう仕様もこの時代らしいく、そうそう、と思いながら。

かんたんお直し_d0012237_22463364.jpg

③ 左脇のファスナーも取り外して、脇を縫い直します。
   ファスナーの金属部分には、わずかに錆がありました。

かんたんお直し_d0012237_22464478.jpg

④ ベルトを取り外す時には気づかなかったのですが、右脇にヒップの丸みを出す
   ダーツが入っていました。

かんたんお直し_d0012237_2247259.jpg

⑤ 左脇の、ファスナーがついていたところもカーブの処理が。

かんたんお直し_d0012237_22471667.jpg

⑥ ウエストの縫い代端をきれいに切り揃えます。
   ウエストの寸法を測り、作りたいウエストサイズにするために、
   どのくらいタックを取って縮めるか計算します。
   タック位置に印を入れておきます。

かんたんお直し_d0012237_22473295.jpg

⑦ 自分の布から、ベルトを裁断します。ちょうど昨日の生地でモデルが着用している
   ギンガムチェックの生地の残りがあったので、これを使いました。
   直線で長い距離を直に裁断する時は、先染のチェック柄がとても便利です。

かんたんお直し_d0012237_22474595.jpg

⑧ 印通りにタックを取っていきます。

かんたんお直し_d0012237_2247572.jpg

⑨ ベルトを作って、本体のウエスト部分に縫いつけて、ゴムを通せば完成です。

朝、思いがけずできた1時間の時間で仕上げ、そのまま着て出かけました。
遠い昔に作られたものを、それもきっちり作ってあるものを、総ゴムなんぞに作り替えるのは
何というか少しばかり・・・すみません、という気持ちになったりもしたのですが、
とても気に入ったものになりました。大切に着ようと思います。

かんたんお直し_d0012237_22483257.jpg


ルシェルシュさんが企画された生地。40スムース。
こんな繊細なラインのプリントを見たのは、初めてかもしれない。
それに2色ともほんといい色なのです。ネイビーは、静かな、音のない夜空のような色。
グレーは、しんとした、冬の空のような。
生地を見て「音がない」と感じるのも不思議ですが、そんな感じ、確かにします。
何を縫おうかな。

今日の空。優しい感じがします。

かんたんお直し_d0012237_22485132.jpg

 
役に立った時、クリックご協力お願いします ♪


Top▲ | by polka-drops | 2012-10-10 22:49 | ハンドメイド
<< 新作と型紙の貼り合わせ | ページトップ | キルトニットでトレッキングパー... >>
"basic photo wt" Skin
by Animal Skin