花柄を買うことがなくなってきた最近ですが、 去年だったか、気になって購入したYUWAさんの生地。レーヨン100%。ウォッシャブル。 市販品では最近多いレーヨンですが、生地ではなかなか扱いやすいレーヨンがなかったので 花柄だけどネイビーで甘すぎないですし、使う機会がありそうだなと思って購入したものでした。 で、昨日、これで新作のブラウスを縫いました。 私自身の身長に合わせ(150cm)着丈を2cmカット。 生地は1mしかなかったのですが、生地巾があったのと、生地屋さんが少し余分にカットしてくださっていたのと 着丈をカットしたのと、見返しを別布にして、ほんとにギリギリ裁断できました。 チープなレーヨンはシワになりやすいですが、この生地はそんなことなくて質感も良くて軽くて、 仕立てると、ちょっといいお店の既製品みたいです。 柄違いでもいいのでもっとほしかったのですが、見つけられませんでした。 私は、胸があるので、やわらかめの方が体の凹凸に沿いやすくて着心地良く感じるのですが、 肩や胸がない人の場合は、開き気味のデザインだということもあって、薄手で滑るような素材の場合は安定しにくく 生地自体がしっかりとしているリネンなどの方が、体型に左右されずに服としての形状を保ちやすいという実感です。 もちろんリネンもレーヨンも綿も色々なので、一概には言えませんが。 このブラウス、今のところMサイズでのご紹介ですが、私、バスト90、二の腕も肩も それはそれはしっかりあり(具体的な寸法を書くと露骨なので、二の腕は私の身長で平均とされる寸法+3cmあり、 肩幅は+1cm、さらにそこについているお肉に無駄な厚みがあります。) それでも、Mで無理なく着られています。しかもちょっと痩せて見えます。(これでも!) サイズ選びの時に寸法表というのが一番の目安にはなるのですが、 あくまで型紙の数値であり、生地によって仕上がりが違うこともありますし、 そもそも人間の体は立体的なので、数値だけでは測れないところがあります。 体の立体にきちんと合わせて作られたものは、ゆとりが少なくても、いえ ゆとりが少ないからこそ生地も寸法も無駄がなく着心地が良くなります。 そして、そのように作られたパターンで作る洋服は、着やせします。 というか、そもそも着る人を最大限美しく見せるために洋服があるわけです。 伝統であるオートクチュールはまさに、1人1人の体型や着心地やライフスタイルまで考えて作られているわけですが たいていの人は「着た時に、本来の体型より美しく見える」ことを目的にしているので それを意識して作るというのは、洋服作りの基本でもあり、長く継承されてきたことでもあります。 着やせするパターンを作るというんじゃなくて、基本を守って作れば、自然と着やせする形になります。 ドルマンなどは、あれはあれでまた別の意味を持って存在していますが、着やせするかというとそれは疑問です。 最近の方は、もともとのスタイルが良くてごまかす必要がないので、何を着ても綺麗だったりしますが、それでも 同じようなブラウス一つでも、バストが高く見えればその分若く見えますし、 1本でも変なしわが減れば、確実に美しさが増します。 人の目は正確なので、寸法としては数mmの違いでも、印象は違って捉えられます。 「なんだかよくわからないけど、いつもより素敵に見える」につながるわけです。 長々と書いていると忘れそうになりますが、お問い合わせをいただきました。 ●ロンボストンは、肩にかけられますか? 薄着であれば、無理なくかけられます。 バッグを作るときは、肩にかけられるかが重要ですよね。個人的にもそうです。 このバッグを作るときもそれは考えて、最初は持ち手がもう少し長かったのですが、 「ボストン」というものは、画像検索なんかすると凄くわかるのですが、 バランス的に持ち手は短い方が、絶対に「それ」っぽいですし、 ボストン特有のバランスとでもいうのでしょうか、持ち手の長さもデザインに影響するようです。 要は、長いと野暮ったくなるんです。(もちろんものにもよるかと思いますが) それで、試作しながらこの長さになりましたが、作業は難しくないと思いますので、 長くしたい場合はお好みで長くしてみていただけたらと思います。 ◆ はくしゅとコメントはここからです。いつもありがとうございます。 Top▲ |
by polka-drops
| 2014-06-08 13:58
| ハンドメイド
|
型紙の販売をしています
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