漫画って侮れないと思うこともたくさんありますが、これもそんな本。
主人公もそうですが、精霊たちのキャラクターも味があったり、完璧じゃなかったり。
完成されすぎていないのに、ブレがない。
そういう本は、安心して読めて、それでいて自分だけの解釈や発見ができる余白があるので好きです。
誰が読んでも同じように解釈できるわかりやすい本は
著者の主張をよく感じ取ることができてそれはそれで面白いけれど、
こういう本もまた、凄く好きです。
どういう本かということではなくて、どんな本でも、もちろん映画でも美術展でも、
誰かとの会話でも、いたるところに、答えが見つかるようになりました。
40年ちょっと生きてきて、まだまだいくらでも「こんなことが!」という発見や感覚がある。
こんなところにも、こんなところにも、って、宝探しをしているような感覚になります。
まだまだ言葉でうまく説明できませんが。
人生って本当に面白いです。ありがたいです。
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はくしゅとコメントはここからです。いつもありがとうございます。