こだわりってなんだ?
昨日の記事のコメントに「「こだわり」じゃない、その表現教えてください」
というのがあったので。
あくまで私の話、私の解釈ですがそれについて書きますね。

【こだわる】(goo辞書より)

1 ちょっとしたことを必要以上に気にする。
  気持ちがとらわれる。拘泥 (こうでい) する

2 物事に妥協せず、とことん追求する。

3 つかえたりひっかかったりする。

4 難癖をつける。けちをつける

ここでいうと「2」についての話ですね。
こだわりのイメージってこれです。
でも実際、例えばソーイングで例えるとすると、
何かを作るたびに生地を買ったりはしないで
ある生地の中から選ぶことが多い。もちろん新しく生地を買う事もある。
糸も、生地に合わせずに適当になじむ色で「代用」してしまう事もある。
その時々で違う。これは「こだわり」とはかけ離れているな。とか思うし

買い物の話でも、ひとつのものを買うのに、多くの時間をかけたり
選択肢を増やして広げてそこから吟味して買うようなことはまずしない。
「これ!」と思ったらもう後は何も見ないでそれに決めてしまう。
これも「こだわり」とは大きく違う気がする。

そう考えると普段の生活で「こだわり」なんて自覚は、少なくとも私にはなかった。
でも、だからといって妥協しているというわけでもないんです。
自分自身は「納得」しているしそれで「ベスト」なんです。
じゃあ何が「こだわって」見えているのでしょうか。

これは突き詰めると、要は「こだわり」というよりは
「自分の基準で選ぶ」ということなのだと思います。
その時その時、状況次第で、何を選ぶか、どう選ぶか、なぜそれを選ぶのか、
という「自分基準の選び方」の積み重ねを無意識にしていて、結果として
「自分らしさ」ができていく。
そこが「こだわって」いるように見えているんだと。

そして毎回「「その時の」状況に応じて、自分の基準を守りながら選ぶ」。
いつも同じじゃないんです。「その時に応じて」なんです。
ただし、自分の「軸」は変えないというのがポイント。
どんな状況でもというわけじゃないから「こだわり」と言えない気がするけど、
少なくとも「今の自分はどっちを選ぶんだ?」という事を問い、自分の軸を基準に選ぶ。

だから「こだわり」のようでもあるんだけど、
自分の感覚的にはただ「選んでいるだけ」なんですね。
「こだわって」なくても「その都度、主体的に選ぶ」だけで、
唯一無二の自分というものは、できあがっていくんですね。

本にはそのまま書いてあったわけではありませんが、
それを自分に置き換えたらこういう事になるんだな、という発見でした。

こだわりってなんだ?_d0012237_10415135.jpg












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Top▲ | by polka-drops | 2015-06-14 12:26 | そのほかのこと
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