GWは都心へ坂道散歩に。
写真右上はポタスタのサンドイッチ。新宿駅ルミネにお店ができて立ち寄りやすくなったので、お昼用に買ってから電車に。
東京は台地と谷が複雑に入り組んでいる地形で、必然的に坂道が多くて、高低差ならではの街の発展の仕方や暮らしの形があって面白いなと思います。
この日はJR田町駅から西側のメジャーな名坂である、聖坂、幽霊坂、安全寺坂、界隈を歩きながらきままに寄り道するコース、そこから、芝公園の丸山古墳まで。
都心ですが、ちょっと裏に入るとビンテージマンションやレトロな住宅、長屋などがあるし、切り倒されず残った古い大木が枝を張っている姿など、時間が止まっているような感覚になります。
写真真ん中は給水工事等で使われる仕切弁の上蓋の写真ですが、古いもの(右側)だと「弁」の字に点がついています。マニアの中では「萌え点」と呼ばれていて正式には「咎なし点」という名前だったかな。文字のバランスを取るためだったり、いくつかの意味があって点をつけていた時代があったようです。しかも点の位置や形状など、版を作る職人の塩梅でそれぞれに違いがあるところが人間的で面白いです。
左の写真は、点がない、現在の上蓋です。
この辺りは寺町でお寺だらけ、地形的に低地はほとんどお墓でした。
お墓を見下ろす形で建つ賃貸住宅も多くて、場所にしては家賃は安めなのかもしれないとちょっと思ったりして。
そして、Googleマップに坂道表示機能があることを知りこれがとても役にに立ちました。
そこから歩いて、行ってみたかった芝公園にある丸山古墳に。
都内最大級の前方後円墳で、今はかなり削られてしまっているようですが、静かで落ち着く良い場所でした。
増上寺のすぐ南側です。
貝塚でもあり、貝の層が残っています。
縄文のものかわからないけれど、最近のものでもない土器っぽいのとか、貝殻はありました。
梅雨前で、蚊もおらず、歩くのに最適な季節になりました。嬉しいなぁ。
地味ですが好きな本。
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