夏休みの読書

●「東京スリバチ地形散歩」(1)(2)

個人的趣味全開の2冊。
東京の地形は多くの丘と河川でできているので、谷が多いのですが、四方、三方、二方が坂になっている谷をスリバチと例えています。
すりばち状の地形と土地利用、台地に建つものと谷に建つもの、それぞれに暮らす人、そして今も残る地名の意味。考えるだけでも面白いです。
今は長時間の散歩がしにくいけれど、秋になったら色々と出かけようと思います。

東京メトロの銀座線と丸ノ内線は、地表から直接掘削される比較的浅いところを走る路線で、その上その軌道は電車の走行上、地形の極端なアップダウンに追従できないので「谷」になっているところは自ずと線路が地上に出る事となるわけです。
だから「四ツ谷」「茗荷谷」「渋谷」など、地名にも谷がつくところが、地下鉄でありながら地表に露出する形になっている、そんな話にも萌えます。

昔、家から高校までの自転車通学路が、行きはずっと下り坂なのに、帰りは遠回りをすると、全く坂を登らず帰って来られるので不思議だなーってずっと思っていたのですが、上り坂だと感じないくらい、スリバチの壁面をなぞりながら帰ってきてたんだなーっということを思い出しました。

●「好奇心を転職に変える、空想教室」植松努

日本一感動するスピーチ?で有名な植松電機の植松努氏の本。
中学生くらいに良いと思うけれど、大人にも、なんとなく感じていたことがきちんと丁寧に言語化されていて、頭の中がクリアになる1冊。
どうして夢を持つことが大事なのか、これからの時代はどうして学力や学歴ではないのか、という事が、現実的な説明で書かれているので腑に落ちやすいと思います。

あとは好きで読んでいるのは日本一の投資家、竹田製菓の竹田和平氏の本とか、それとあとは簿記3級取得するので、そのための参考書です!

かなり家にいる毎日です。


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