polka drops の販売しているパターンは縫い代つきで、
でき上がり線と縫い代線、両方が入っっています。
他には、縫い代なし(でき上がり線のみ)で、お客様が縫い代つけをするタイプ、
縫い代込みのラインのみで、でき上がり線がないタイプなどもあります。
それぞれメリットとデメリットがあり・・・
●でき上がり線も縫い代ラインも入ったもの
縫い代つけの必要がなく、すぐにカットして使える。
出来上がりのラインも確認できる。
縫い代が邪魔して補正しにくいというデメリットがある。
1枚にいくつものサイズを同時に載せようと思うと、
線がごちゃごちゃしてわかりづらくなる。
●でき上がり線のみのもの
縫い代を自分でつけなくてはならない。
(縫い代は、角の所や袖口など、でき上がり線にただ平行ではない
特殊なつけ方の場所がある。それも縫い方の手順によって違うため、
知識が必要。)
無駄な線がなく補正しやすい。
縫い代も、生地や仕様に合わせて柔軟につける事ができる。
●縫い代ラインのみのもの
縫い代付けも不要、すぐにカットして使える。
でき上がり線がないので、補正などの時には書き足す必要がある。
色々なサイズを一緒に載せる場合、ラインがごちゃごちゃしにくいメリットがある。
どれがいいという事はないですが、個人的には、補正するしないにかかわらず、
「でき上がり線を見る」のはとても大切だという気がします。
でき上がり線があり、それが形になる、でき上がり線を見る、形になる、
を繰り返すことで、平面に書かれたパターンが実際に形になる時
具体的な大きさや形状のイメージを描きやすくなり、
パターンを見れば、ある程度出来上がりを予測できるようになります。
プロになるというわけでなくても、出来上がりの予想ができるかできないかということは
作品の完成度に大きな差が出ます。
そういうわけで、もし縫い代ラインのみのパターンに出会ったら、
あえて、でき上がり線を書くと良いと思います。
寸法感覚(?)のような物が、培われていくのではないかなと思います。
縫い物を頼まれて、お礼に貰ったうさぎさん。
中からエコバッグが出てきます!
最後に、先日メンズのカーデガンの用尺を2.5mと書きましたが、
有効生地巾が1.3m以上あれば長さ1.7mで入りそうです。
(有効生地巾・・・ミミの部分が大きく波打っていたり、柄が入っていない部分などを除いた、
きちんと裁断できる生地巾)
先日の記事、訂正させていただきますね。説明が悪く、すみませんでした。