断片的なものの社会学
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本は、外で、多少音があるようなところで読むのが一番好きだったのに
今は、家で読むのが一番集中できるようになりました。

とはいっても家のソファももう2年近くここにありますが
以前は1人で座っても心からくつろげなかったのですが
ふと、1つだけ外側(窓が見える方)に向けてここに座ってみたら
落ち着き加減がまったく違って、とても心地良く
読書の時の定位置になりました。

向きを変えただけなのに。
心地良さって案外そんなものなのかもしれません。
物の量を減らして、暮らしがある程度決まってきても
まだまだできることがあるんだな。



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エッセイのようであるし、哲学的でもあるんだけど「社会学」の本です。
正しい分類分けというのはわかりませんが、
よりニュートラルに、客観性をもって書かれたものが個人的に好きで、
その中から感情や人間臭さを見る事ができるからこそ面白いと思いつつ
移入するのではなくあくまで「観察者」であることが好きです。

とても面白いです。
でも一般的には好みがわかれるのではないかと推測しています。
誰かが良いと言っていたからではなく「断片的なものの社会学」
というタイトルそのものに惹かれる人は面白いと感じるかもしれません。

2015年出版の本で、図書館に置いていませんでした。
装丁も好きです。




断片的なものの社会学

岸 政彦/朝日出版社

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Top▲ | by polka-drops | 2016-01-26 09:27 | 本・絵本
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