1990年代に、名作と言われてヒットした映画のデジタルリマスター版。
一言で表現できない、でも確かにこの先もずっと忘れないだろうという映画でした。
ニューヨークだからこそ描けた世界なんだろうなぁ。
だから作り手の意図を考えるとどこまで理解できたのか、はわからないけれども。
不完全な心とか、状況とかを抱えている普通の人たちが、人生のある瞬間だけ交差する、その点状に存在する温かさ。
そこには、何が本当なのかという事を取っ払った、その瞬間だけの「真実」が見える。
そんなたくさんの点で、ニューヨークはできているのかもしれない。
だからニューヨークが好きなんだ。
という事を、2日前に違う事を通して感じたばかりだったので、余計に感じ入りました。
あとこれも行ってきました。21-21 で開催中の「
デザインの解剖展」没頭すると半日はかかる勢いでした。
学生の頃、ファッションブランドを企画するという授業で、抽象的になりやすいブランドイメージを、
色彩分布とか、ターゲット分布、ロゴ、ショッププランなど、細分化して一つ一つデザインして構築的にブランドを作り上げる、
といったことをしていたなと思い出します。当時は拙いものでしたが。
デザインの解剖展は、「おいしい牛乳」や「写ルンです」「きのこの山」などの我々が慣れ親しんだ商品をどんどん解剖し、細分化し、ひとつひとつをデザインする、コンセプトをはっきりさせる、といったところを見ていく試みです。
また、商品はそれぞれ、パッケージ、ロゴ、原材料、香り、開封方法、酸味、容量、エコマーク、ホームページの案内まで、構成要素を細かく数十個くらいに細分化しているのですが、それを一つ一つ視覚化していて、その見せ方が実に面白いものでした。
いかにわかりやすく視覚化するか、言語化するか、そこも勉強になりました。
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